モンゴル北部に位置するフブスグル県は、ロシアと国境を接する自然豊かな地域です。ここには「モンゴルのスイス」とも称される美しいフブスグル湖が広がっています。
フブスグル湖は、モンゴル全体の淡水資源の約70%を占める貴重な湖で、最深部は約260m。非常に高い透明度を誇り、晴れた日には空の青さが湖面に映り込み、「モンゴルの青い真珠」とも呼ばれています。
また、この湖から流れ出るエゲ川はセレンゲ川へと続き、最終的にはロシアのバイカル湖へと流れ込みます。フブスグル湖とバイカル湖は、自然環境や透明度の面でも共通点が多く、「姉妹湖」とも称されています。
フブスグル湖の西側には、ホリドル・サリダグ山脈と広大なタイガ(針葉樹林帯)が広がっています。この地域にはテンギス川、シャルガ川、シシゲド川が流れ、モンゴル最大級の自然生態系が形成されています。
特にシシゲド川流域(ダルハド低地)は約300もの湖が点在する独特の地形で、夏には湿地帯となり車両の通行が困難になることもあります。そのため、観光では馬を利用して移動することもあり、より自然に近い体験が可能です。
冬になると川や湖が凍結し、季節限定のルートが出現するのも大きな特徴です。
このタイガ地域には、トナカイとともに暮らす少数民族「ツァアタン族」が生活しています。「ツァアタン」とは「トナカイを持つ人々」という意味です。
彼らはトゥヴァ系の民族で、独自の言語とシャーマニズムの信仰を持ち、トナカイの飼育と狩猟を中心とした生活を営んでいます。厳しい自然環境の中で、季節に応じて移動しながら暮らすその文化は、現在でも大切に受け継がれています。
冬には気温が−40℃を下回ることもある過酷な環境の中で生きる彼らの暮らしは、モンゴルでも非常に貴重な文化のひとつです。
この地域では、自然と文化の両方を体験できる多彩なアクティビティが楽しめます。
また、シシゲド川はイトウ(タイメン)やツァガーン魚で知られ、釣り愛好家にも人気のスポットです。
モリンゾーでは、夏・冬それぞれの魅力を活かした
**「フブスグル湖 → シシゲド川 → タイガ」**を巡る
8日間〜10日間のオーダーメイドツアーを企画しています。
季節によって異なる風景と体験が楽しめるこの旅は、モンゴルの自然と文化を深く知る特別な体験となるでしょう。

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